鋤田正義写真展 Flash Back!

2015/7/18 Sat → 11/8 Sun

11月7日(土) 13:30~ クロージング・イベント開催決定!! >>

開催概要

鋤田正義(1938〜)は、デヴィッド・ボウイやT.REX、YMOや布袋寅泰ら国籍を超えてミュージシャンから圧倒的な支持を受けているのをはじめ、広告写真、テレビコマーシャル、映像作品など幅広いフィールドで常に第一線で活躍し続けている写真家です。70年代から現在に至るまで深い信頼で結ばれているデヴィッド・ボウイが冷戦下のベルリンで録音した名盤『LOW』に収録された「SOUND & VISION」をタイトルに冠した展覧会は、2012年夏の東京都写真美術館を皮切りに福岡、大阪、舞鶴と巡回、人気をさらに拡大し、存在感を確固たるものにしました。

それから1年余り、”RETROSPECTIVE”という形で全仕事を俯瞰した鋤田正義が”写真論”というコンセプトで自己の世界をまとめ上げる展覧会が開催されます。

1956年頃、高校時代に撮影した母親の写真からはじまり、リー・モーガンなどのジャズ・ミュージシャン、寺山修司の天井桟敷、ニューウェイヴのミュージシャンたちから、現代の俳優やアーティストに至るまで対象は多岐にわたり、撮影した場所も世界中の都市にまたがっている鋤田の写真。それはビートニクのような風貌をした鋤田の永遠に終わることのないロードムーヴィーのようなものであり、”音の響きと映像の不思議さ”が感じられます。
今回の展覧会では、鋤田正義の記憶と心象風景が観る者の感性を飛翔させてくれます。

主催 彫刻の森美術館 (公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団)
協賛 東京リスマチック株式会社
後援 フジサンケイグループ
協力 鋤田事務所/立川事務所
会場デザイン 岸健太・岸建築計画室/ベター・デイズ
プロデュース 立川直樹
開期 2015年7月18日(土)〜11月8日(日)
場所 彫刻の森美術館 緑陰ギャラリー
出品点数 404点

インフォメーション

【 クロージング・イベント 】 11月7日(土) 13:30〜
場所:彫刻の森美術館 緑陰ギャラリー

現在、好評開催中の「鋤田正義写真展・フラッシュバック」。 鋤田ファンのみならず、写真展で初めて目にした来館者から、「楽しめた」「元気をもらった」というたくさんの声をいただいております。 トークショーも会期中に数回開催され、鋤田さんから個々の写真のエピソードや写真への思いなどを聞くことができました。会期も残すところ1ヶ月となり、写真展も盛り上がりをみせています。 会期終了の前日となる11月7日(土)に「鋤田正義写真展 フラッシュバック クロージング・イベント」を開催します。 当日は2部構成で行います。

第一部 13:30〜 鋤田正義 × 箭内道彦 アーティスト・トーク

箭内道彦氏 プロフィール

1964年 福島県郡山市生まれ。 博報堂を経て、2003年「風とロック」設立。 タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」リクルート「ゼクシィ」をはじめ、既成の概念にとらわれない数々の広告キャンペーンを手がける。 また、若者に絶大な人気を誇るフリーペーパー「月刊 風とロック」の発行、故郷 福島でのイベントプロデュース、テレビやラジオのパーソナリティ、そして2011年大晦日のNHK紅白歌合戦に出場したロックバンド猪苗代湖ズのギタリストなど、多岐に渡る活動によって、広告の可能性を常に拡げ続けている。 東京藝術大学非常勤講師、青山学院大学非常勤講師、秋田公立美術大学客員教授、福島県クリエイティブディレクター、郡山市音楽文化アドバイザーなども務める。

第二部 15:30〜 サウンド・インスタレーション

ミュージシャン、音楽プロデューサーのSUGIZOさんによるサウンド・インスタレーション。
写真家・鋤田正義さんへのリスペクトを込めたサウンドと写真の競演で、「鋤田正義写真展・フラッシュバック」のフィナーレを飾ります。

SUGIZO プロフィール

日本を代表するロックバンド、LUNASEAのギタリスト、ヴァイオリニストコンポーザーとしてデビュー、1997年、約1年間の同バンド活動充電期間を機にソロ アーティストとしても始動。
また、2008年より世界的に有名なテクノトランスグループJUNO REACTOR、2009年よりX JAPANの正式ギタリストメンバーとして加入しワールドワイドに活動を続ける。
幼少期よりヴァイオリンや楽典等、クラッシック音楽の英才教育を受けて育ち、綿密に構築された唯一無二の 作曲能力、瞬間を切り取り光に昇華させるかの ギター &ヴァイオリン・パフォーマンス、美しくもディープな 宇宙的スピリチュアル・サウンドデザインは極めて評価が高く、シーンを創世し、ジャンルの境界を壊しながら 縦横無断にアートを舞う その美意識は 国内外にて圧倒的な存在感を誇る。



【 アーティスト・トーク 】
場所:彫刻の森美術館 緑陰ギャラリー

① 7月18日(土) 13:30~ 鋤田正義 × 立川直樹 終了

○緊急開催!
  鋤田正義アーティスト・トーク 終了
  8月30日(日) 14:00~
  鋤田さんが来館者と一緒に 会場を歩きながら作品解説をします。

② 9月26日(土) 13:30~ 鋤田正義 × 立川直樹 終了
  会場ツアー形式で、鋤田氏とプロデューサーの立川氏が
  参加者と作品を見ながらまわります。

③ 10月10日(土) 13:30〜 鋤田正義 × ピーター・バラカン 終了

ピーター・バラカン氏 プロフィール

1951年ロンドン生まれ。 ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年に音楽出版社の著作権業務に就くため来日。 現在フリーのブロードキャスターとして活動、「バラカン・ビート」(インターFM)、「ウィークエンド・サンシャイン」(NHK-FM)、「アナログ特区」(FM横浜)、「ジャパノロジー・プラス」(NHK BS1)などを担当。 著書に『ラジオのこちら側』(岩波新書)『わが青春のサウンドトラック』(光文社文庫)、『ピーター・バラカン音楽日記』(集英社インターナショナル)、『猿はマンキ、お金はマ ニ』(NHK出版)、『魂(ソウル)のゆくえ』(アルテスパブリッシング)、『ロックの英詞を読む』(集英社インターナショナル)、『ぼくが愛するロック 名盤240』(講談社+α文庫)、『200CD ブラック・ミュージック』(学研)などがある。