箱根 彫刻の森美術館

開催情報

彫刻ができるまでには、作家のいろいろな思いや制作の過程があります。身のまわりのちょっとした出来事や気づきから、作品が生まれることもあります。彫刻をより良く理解するために、このスタジオでは、そうしたヒントやアイディア、試み、制作の手順、模型や素描から作品へと移り変わる様子などを紹介します。



マケットから作品へ


ヘンリー・ムーア《彫刻:ポインツ》
ムーアは、大型作品に取り組む前に、小さな「マケット」(雛型)を幾つも作って形や構図を検討しました。そして、手のひらの中でできた形を大きくしました。



マケットからワーキングモデルへ


ヘンリー・ムーア《直立した接続するかたち》
ヘンリー・ムーア《直立/内なるかたちと外なるかたち:花》

マケットで考えた形を大型作品にする場合、まず中間サイズの「原型」(ワーキングモデル)を制作しました。その後、この原型を均等に拡大して、大型作品が完成します。この作品は、外側が内側を守っている形です。


マケットから作品へ


アルナルド・ポモドーロ《球体をもった球体》
磨かれた表面とむしばまれた内部が対照的です。発達した機械文明が地球という生命体を脅かしているようにも見えます。



ブロンズ彫刻ができるまで


長谷 京治《Astrolabium no.1 ─時空の振動》
溶かした金属を型に流し込んで形を作る、鋳造(ちゅうぞう)という技術で作られています。


素材・形・空間


井上 涼《3年3組 彫刻クラス》アニメーション 1分30秒
井上涼は、作詞、作曲、歌、アニメーションなど、制作のすべてをひとりで手がける作家。
彫刻の「素材」「形」「空間」の3 つをテーマにアニメーションを制作しました。



仮想彫刻


しくみデザイン《『自分彫刻』を展示してみよう》
ディスプレイの前に立つと、壁面のスクリーンに映し出された屋外展示場に、彫刻に変身した「自分彫刻」が展示されます。季節や天候の変化によって、彫刻の見え方が変わることを感じてみましょう。

作品リスト
テーマヘンリー・ムーア
1898–1986年|イギリス
ミケランジェロ讃1975年 リトグラフ
着衣の横たわる像1957年 ブロンズ
マケットから作品へヘンリー・ムーア
1898–1986年|イギリス
彫刻:ポインツ(マケット)1974年 ブロンズ
マケットからワーキングモデルへヘンリー・ムーア
1898–1986年|イギリス
直立した接続するかたち1979年 ブロンズ
直立/内なるかたちと外なるかたち:花1951年 ブロンズ
ムーアのスタジオボーン・マケット・スタジオ
(ヘンリー・ムーア財団、イギリス)
写真パネル
素描から作品へ圓鍔 勝三
1905–2003年
馬とカラス1971年 ペン・紙
馬と遊ぶ神ガラス1971年 ブロンズ
マケットから作品へアルナルド・ポモドーロ
1926年– |イタリア
球体をもった球体(マケット)1981年 ブロンズ
素描から作品へ宮脇 愛子
1929–2014年
うつろひ Utsurohi1995年 シルクスクリーン
うつろひ Utsurohi1996年 シルクスクリーン
発注制作の過程金氏 徹平
1978年–
Hard Boiled Daydream
(Sculpture/Spook)#1 模型
2018年
厚紙
ブロンズ彫刻ができるまで長谷 京治
1950年–
Astrolabium no.1 ─時空の振動2019年
ブロンズ、ステンレス・スティール
Astrolabium no.1 ─時空の振動
制作過程の型
石膏、シリコンゴム、蝋、セラミック、ブロンズ
素材・形・空間井上 涼
1983年–
3年3組 彫刻クラス2015年
アニメーション 1分30秒
仮想彫刻しくみデザイン『自分彫刻』を展示してみよう2018年
Webカメラ、コンピューター、スクリーン、スピーカー、ディスプレイ、プロジェクター

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