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ピカソ・コレクション

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ジャクリーヌ・ロック ピカソが愛した最後の女性

ピカソ館ギャラリー

献身的な愛情と静かな制作時間を与えた女性

ジャクリーヌ・ロックは、ピカソの最後の23年間を連れ添った女性です。ジャクリーヌは、ピカソの身の回りの世話から、通訳、外交など秘書の役割を担い、晩年のピカソに献身的な愛情と静かな制作の時間を与えました。
出会った当時の2人の年齢はピカソ70歳、ジャクリーヌ26歳。親子以上に年の離れた2人でしたが、スペイン語を話し、控えめながら折を見て作品制作を促すことを忘れないジャクリーヌと過ごすピカソの晩年は、穏やかで、創造的でした。
ジャクリーヌは、1986年にピカソの後を追ってピストル自殺をしました。ピカソのいない人生は、ジャクリーヌにとって意味をなさないものだったのかもしれません。


18枚の銅版画【花嫁衣装のジャクリーヌ】
1961年3月2日に、ピカソはジャクリーヌと極秘に結婚式を挙げました。大きな黒い瞳が印象的なジャクリーヌは、恋多きピカソの最後の伴侶となり、献身的な愛情で、ピカソの晩年の私生活と制作を支えました。
この「花嫁衣裳のジャクリーヌ」は結婚の22日後から描かれたもので、いずれも完成品ではなく、1枚の原画に手を加えていき、その18段階の過程でそれぞれを試し刷りしたものです。各版を追うと、ピカソが様々な技法を駆使し、線や陰影を変化させていることがわかります。
特に最後の1枚は、刷り上がったままアトリエの中に秘蔵されていたもので、ピカソの生前には一度も公開されることのなかったものです。
各版はどれもきわめて実験的で変化が著しく、完成作品とそれに至る過程というより、1枚1枚が、特徴を備えた作品といえます。
「花嫁衣装のジャクリーヌ」(1961)
左上から時計回りに第5エステート、第6エステート、第7エステート、第8エステート
スクレイパー、ドライポイント他

ダンカンの写真が語る最愛の時間
ジャクリーヌとピカソにとって、二人が過ごした時間は最も愛おしい時間でした。
デヴィッド・ダグラス・ダンカンの写真がそれを語ってくれます。二人の姿は、まるで映画の1シーンのように自然で、ダンカンのカメラを全く意識していません。そこに、二人の間に静かに流れる穏やかな時間を垣間みることができます。
さらに、オリジナルプリントの美しさがピカソとジャクリーヌを一層引き立てます。

様々な角度から鑑賞できるピカソ晩年の作品
ピカソ館は、陶芸作品を中心に晩年の作品をまとめてご覧いただくことができます。また、同時代に日常をともにしたジャクリーヌ・ロックに関連する作品を「花嫁衣装のジャクリーヌ」をはじめ、多数収蔵しています。さらに、ピカソ晩年の姿を鮮烈に切り取ったデイヴィッド・ダグラス・ダンカンのオリジナルプリントの写真を常設しています。このように様々な角度から、ピカソの穏やかな晩年にスポットを当てた展示は、ピカソ館の特徴です。

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