箱根 彫刻の森美術館

常設作品紹介

ケネス・アーミテージ

ケネス・アーミテージ(イギリス 1916-)

「両腕」1969-70年

ブロンズ、237×207×115cm

アーミテージ独特のユーモアのセンスで見つめた人間像は、幾何学的な形態と組み合わされる。
彼は1970年代には、彫刻に素描を組み込むという新しい試みも始めた。
この作品は、1967年から2年間ベルリンに滞在した後に作られた。
1961年に旧東西ベルリン境界線に壁が築かれ、当時は政治的に緊張した時期であった。
その状況に対する同情と批判が、この生命力溢れる古代エジプト彫刻の様な両腕に込められている。