箱根 彫刻の森美術館

常設作品紹介

エミール=アントワーヌ・ブールデル

エミール=アントワーヌ・ブールデル(フランス 1861-1929)

「弓を引くヘラクレス-大」1909年

ブロンズ、248×240×90cm

ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが怪鳥を今まさに射止めようとする瞬間を表現したものである。
1893年にロダンのアトリエに入ったブールデルは、その後約15年間ロダンの助手を務めた。
彼はロダンを敬愛したが、ロダンのロマンティシズム、写実性から次第に離れ、建築物の様な堅牢さをもった《新たな現実としての彫刻》の創造を目指すようになる。
作品の主題を神話に求め、造形的にはギリシャ彫刻とロマネスク彫刻の両者を自分の作品の中に融合しようと試みた。