箱根 彫刻の森美術館

常設作品紹介

岡本太郎

岡本太郎(日本 1911-1996)

「樹人」1971年

強化プラスチック、塗料、360×280×310cm

1929年の渡仏後、岡本は次第に純粋抽象の世界から離れ、シュルレアリスムに出会う。
1940年フランスからの帰国後、彼は戦後いち早く対極主義を唱え、理論面でも日本の前衛芸術をリードしてきた。
1970年、大阪万博のシンボル《太陽の塔》を制作した。
有名な「芸術は爆発だ」という彼の言葉は、コミュニケーションや理解も拒絶し、効果や結果、また歴史的、文化的、時間的な枠をも超えて、無目的に膨張し続けるという自己の芸術感が表されたものである。
この「樹人」も、自由奔放に増殖し続けていくような、ダイナミックな生命力に溢れている。