

今回の修復は、1989年第6回ヘンリー・ムーア大賞展で優秀賞を受賞したロバート・マンゴールド氏の「風の歌 Ⅴ」の塗装。(当時は、姉妹館の美ヶ原高原美術館に展示)
この作品は、6色の羽根(48枚)が風を受け回転する楽しい作品です。当時の印象は、『スカットさわやか』だったと聞きそのイメージを第1に修復を始めた。下地のステンレス・スチールまで剥離をして接合部の状態を確認。その後プライマー(金属と塗膜の喰い着きを良くする)を塗布、そして色をのせていきました。塗料のにおいのなかでは“スカットさわやかなイメージ”を保つことが一番つらく感じた。
風の冷たさが応えるこの時期ですが、足湯に入り鮮やかな色を眺めるのもよいかと思われます。
















