箱根 彫刻の森美術館

美術館のご案内

彫刻の森美術館 News 2017




2017.4-2018.3
展覧会・イベントスケジュール


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企画展

本館ギャラリー緑陰ギャラリー

エミール=アントワーヌ・ブールデル《弓を引くヘラクレス》2015年

草間彌生 2004年

篠山紀信写真展
KISHIN meets ART

好評につき会期延長!~6月25日(日)

1950年代後半から今日まで、第一線を走り続ける写真家、篠山紀信。ヌードや都市風景、スターたちのポートレイトなど、次々と発表される写真は時に物議を醸し、彼の用いた「激写」は流行語にもなりました。驚異的なスピードとエネルギーで、テーマやジャンルだけでなく手法をも多彩に変化させながら、鋭い嗅覚で“いま”を撮り続けてきました。その篠山が選んだ本展覧会のテーマは、ずばり、「アート」。新たに撮り下ろした当館コレクションのヘンリー・ムーアやカール・ミレス、ジュリアーノ・ヴァンジなど、野外彫刻の迫力ある写真が見る者に迫ってきます。篠山が正面から彫刻に挑んだ、まさに新境地の作品です。また、複数台のカメラを結合して撮影する篠山独特の手法「シノラマ」で撮影された写真を中心に、バルテュスや岡本太郎、草間彌生、森村泰昌など、これまで交流を重ねたアーティストやその仕事場の写真をダイナミックなスケールで展示します。本展は、好評につき6月25日まで会期を延長いたします。延長に伴い、2017年春に篠山氏が新たに撮り下ろした野外彫刻の写真を追加展示いたします。これまであまり公開されることのなかった、篠山とアートの出合いを切り取った瞬間=“KISHIN meets ART”をお楽しみください。



篠山紀信(しのやま きしん)
1940年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中に広告制作会社ライトパブリシティに入社、68年フリーとなる。66年日本写真家批評協会新人賞。73年『女形・玉三郎展』で芸術選奨文部大臣新人賞。76年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館で個展「家」を開催。80年『135人の女ともだち』で毎日芸術賞など次々に多くの賞を受賞し、その活動は常に社会的な話題を提供し続けてきた。人物写真では三島由紀夫、山口百恵、宮沢りえ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコなど、時代を代表する人物を撮り、「激写」や「シノラマ」など新しい表現方法と技術で、時代を切りとっている。また、バルテュスやイサム・ノグチ、横尾忠則など数々の現代芸術家のポートレイトも手がける。近年はデジタルカメラで撮影した写真と映像の新しい表現「digi+KISHIN」を展開。2012年より熊本現代美術館をはじめ、日本全国の美術館にて『篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN』が巡回している。

本館ギャラリー

《まばたきの葉》2003年
撮影:市川勝弘 Courtesy:ワコール

《昼寝をする空気の人》 2016年

《日本列島の方位磁針》 2011年

鈴木康広展
8月5日(土)~ 2018年 2月25日(日)

鈴木康広(1979年静岡県浜松市生まれ)は、日ごろ見逃してしまいそうなモノや自然現象を鋭い感性で別のものに見立てた作品を発表する作家です。2001年にNHKの番組「デジタル・スタジアム」で発表した映像インスタレーション《遊具の透視法》が、最優秀賞を受賞以来、展覧会やデザインなどさまざまな方面で活躍しています。2003年に発表した、表には開いた眼を、裏には閉じた眼をプリントした紙を葉の形にカットすると、空中でくるくると回転して、まばたきをしているように見える《まばたきの葉》は、美術館のみならず多くのパブリックスペースで人気を博し、2009年に羽田空港で開催したデジタルパブリックアート「空気の港」ではアートディレクションを担当しました。2010年の瀬戸内国際芸術祭では、航跡をファスナーに見立てた《ファスナーの船》が話題を呼び、 2014年の水戸芸術館での展覧会「近所の地球」や「パラパラマンガ商店街in 水戸」を展開。2016年には「第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ」に日本代表として出展しました。美術館のスペースにとどまらず、地域や場所そして空間を意識した活動を続けています。本展は鈴木の代表作品と新作によって構成されます。彫刻の森美術館で繰り広げられる時間と空間を超えたイマジネーションの世界をお楽しみください。


鈴木康広(すずき やすひろ)
1979年静岡県浜松市生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒。日常のふとした発見をモチーフに、誰もが知っているものを新鮮な感覚で捉え直す作品を制作。国内外の展覧会をはじめ、パブリックスペースのコミッションワーク、大学の研究機関や企業とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。代表作に《ファスナーの船》《まばたきの葉》《空気の人》など。2014年には水戸芸術館、金沢21世紀美術館にて個展を開催。2016年、「第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」に日本代表として公式参加。2014毎日デザイン賞受賞。作品集に『まばたきとはばたき』『近所の地球』(ともに青幻舎)、絵本『ぼくのにゃんた』(ブロンズ新社)がある。現在、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科准教授、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室客員研究員。

常設展

マルチホール

彫刻の森研究所
当研究所は、彫刻作品をより深く理解し、より楽しく鑑賞することを目的に活動しています。彫刻の「そざい」「かたち」「くうかん」をさまざまな方法で分析し、日々研究を重ねています。みなさんも是非研究に参加し、彫刻に対する理解を楽しく深めていただければと思います。そして研究の後は、「近代彫刻コレクション」や野外彫刻をじっくり鑑賞してみてください。彫刻との新たな出会いがあるかもしれませんよ。

《スタディ1: 彫刻になってみる》
台座に上がってポーズをとると、目の前のスクリーンに彫刻になった自分が映し出されます。思い思いのポーズをとって、彫刻になりきってみましょう。

《スタディ2: 声の彫刻》
マイクに向かって声や音を発すると、それに対応して様々な『かたち』が生まれます。いろいろな声や音を出して、様々な『声の彫刻』を生み出しましょう。

Plaplax (近森基+久納鏡子+筧康明+小原藍)
2002年頃よりコラボレーションを開始。主にインタラクテ ィブアート分野における作品制作を手がける一方、病院や地下道などの公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や展示造形、映像コンテンツ制作、インタラクティブシステム開発、大学や企業と共同での技術開発など幅広く活動している。Ars Electronica(オーストリア)、SIGGRAPH(アメリカ)、ポンピドゥセンター(フランス)、文化庁メディア芸術祭(日本)、東京都写真美術館(日本)など、国内外で数多く作品を発表。

リニューアル情報

『ネットの森』リニューアル

「ネットの森」2009年

彫刻の森美術館の開館40周年を記念して2009年5月に完成した「ネットの森」は、色鮮やかなネット作品と、木組みの造形美が際立った、これまでにない遊戯作品として好評を博してまいりました。
しかしながら、一部の部材に想定以上の劣化が進んでいることが判明したため、止むを得ず、利用を停止して解体いたしました。その後、専門家の協力を得ながら原因調査を行い、木組みの耐候性を改良して再建することにしました。新しい「ネットの森」は、2017年夏の完成を目指しています。



ネットの森
大断面集成材を積み上げた木造ドームの中に、カラフルな手編みのネットがいくつもつなぎ合わされた巨大なハンモックの造形が組みこまれた「ネットの森」は、造形作家・堀内紀子と建築家・手塚貴晴+手塚由比によるコラボレーションから生まれました。遊びを通して色彩感覚と造形感覚をからだ全体で感じることができるプレイスカルプチャー(遊戯彫刻)として、子どもたちに絶大な人気を博しています。
※ ネットの中で遊ぶことができるのは小学生以下です。
※ 美術館開館時間内に無料でご利用いただけます。

展覧会カレンダー


彫刻の森美術館では、優れたデザイン、伝統美、匠の技、環境に優しい商品など、ミュージアムショップの視点で選んだブランドとのコラボレーションによる情報発信型のショップ企画を展開しています。来館者ご自身のお土産に購入される方も多く、季節に合わせ新しい商品を紹介することで、リピーターの方々にも楽しんでいただいております。
限定販売・美術館オリジナル
あられマグネット 2つぶ1セット 540円(税込)


販売期間:3月18日(土)~7月12日(水)(予定)

ameの名は「雨」を由来としております。雨が天からふって川となり、海や雲など形を変えて世界を循環しているさまを、循環型素材であるプラスティックになぞらえ『ame』と名付けました。素材を加工する中であらわれた〈ひとたびの形〉をすくい上げ、職人がひとつひとつかたちづくります。ガラスより軽く割れにくく扱いが容易なテーブルウェア、透明感あふれる軽やかなアクセサリー。素材本来の美しさと温かさをみなさまに。期間中は、ころんとした形状が愛らしい「あられ マグネット」、ギフトにおすすめな「季節のまめざら」などの新製品を含む、約300種類の製品を販売いたします。